2021/12/10
上手工作所の製作の財産となる木のストック。
東大阪から豊能町へ移転して倉庫が大きくなりましたが、おかげさまで豊能町の倉庫も手狭になりさらに大きな倉庫が必要となってきました。
きっかけは木材倉庫
近くにいい倉庫がないかと探したけれど見つからず、いっそ「倉庫を新築で建てよう!」という流れになりました。
倉庫だけの建物を建てるのはもったいないから、家具展示や社内食堂もそちらに移したらどうだろうか。
せっかくなら社内の人にだけではなく、上手工作所のお客様にも来てもらえる食事処にしたら楽しいのではないか!と夢が広がっていきました。夢を語るうちに料理を提供する場所なら、「上手工作所の家具に見合った食事はどうですか?」と、レシピを監修してくださることとなる料理人の中田淑一(なかた・としかず)さんから声をかけていただきました。
中田さんは辻調理師専門学校の元講師で、トワイライトエキスプレスや九州沖縄サミット・G20の料理を担う凄腕の料理人です。
中田さん自身もここ豊能町に移住し、これまで培ってきた調理技術と豊能町で採れる旬の食材を使って、”想いを込めたスープ”と名付けられた体にやさしいレシピを考案、食事を自分の力で簡単にとり込めなくなった方へのスープ作りやいろいろな状況の方にも“食べられる幸せ”を感じてもらえる場を提供する。「わがままの言えるレストラン」を計画されています。
地元で採れる野菜や果物
旬の果実を使ったシロップ
地元の素材を活かした体にいいものを
他にも協力するよと言ってくださるたくさんの方々に後押しされる形で
この地で飲食店をするのであれば、地元の素材を活かした体にいいものをつくりたい。
ものづくりのこだわりと同じくらいの熱量で、料理の素材選びにもこだわりたい。と新たなプロジェクトが始まったのでした。
そんなこんなで
倉庫・ショールームを併設した飲食店を2022年、夏のOPENを目指して準備を進めております。
上手工作所でも物づくりをする際にでる端材を活かしていくためにさまざまな工夫をしているのですが、食においてもフードロスを減らす為の取り組みを試みます。
体にいい食材で食事を作ることは非常に手間ひまがかかりコストもかかります。
レストラン、カフェ、TAKEOUTのお店、社員の食事作りの中で人も食材もうまく循環していけるような環境づくりや企業努力をしていきたいと思っています。
上手工作所の家具が並ぶ店内、ものづくりと同様
うまく循環していけるような環境づくりがテーマです。
エントランスからの風景
現在の工場兼ショールームから約300m先の敷地となります。