オリジナル家具・金物の上手工作所

2022/9/28にグランドオープンを迎えた、JOZU+<食の複合施設>
おかげさまで、連日たくさんのお客様にご来店いただき、誠にありがとうございます。

メニューに関することや施設の詳細についてはJOZU+公式ページをご参照ください。
ここではJOZU+の建築的な見どころをご紹介します。

 

「経年を慈しむ」素材の魅力を生かしたお店づくり

例えば、お客様を迎える玄関。
扉に使っているのは、上手工作所のストックの中から、クワ、サクラなど良質な無垢材を使用。厚みも様々な材を用いる為、図面に落とし込むことが困難で設計士泣かせの建具。

棟梁と施主が材料ありきで作り上げる昔の家づくりのような関係で工事が進みました。
防腐剤など、ケミカルな材料を極力使わず「経年を慈しむ」素材の魅力を生かしたモノづくりのスピリットが凝縮されたスペースです。

 

長さ4メートル、樹齢1000年以上の屋久杉のオブジェ

シンボルとなる生命力あふれる屋久杉。
屋久島の自然環境が生み出した希有な木材で材としても価値が高く、神社仏閣など重要建築に使用されてきました。
気の遠くなるような年月をかけて成長した屋久杉の密な年輪にご注目ください。

 

大開口の窓とケヤキのテーブル

自然の緑を取り込む、吹き抜けの大開口。
木枠で囲むことで、無機質な窓に温かみが加わります。
並んだテーブルはケヤキの1枚板。脚部はクワの木と真鍮。
建具の納まりにも細やかな職人技が宿ります。

杢が見事な栓(せん)のテーブル


コルク状の材質を利用して、ビンの栓(セン)などに使われたとされることから 「栓(セン)の木」と呼ばれている木。
こちらのテーブルの材は目が細かく輝くような杢目が特徴の国産の材です。

世界一背が高い生物、レッドウッドの天井板

1Fの天井に貼られた板はレッドウッドの4部板。
世界一背が高い生物と言われるアメリカを原産とする木です。

加工中の風景。
長さはなんと6m。ここまで大きなものは樹齢2500-3000年と推定されます。
1枚1枚、ワイヤーブラシで浮造り加工をした西岡氏。骨が折れる作業ですが、木への尊敬が勝るという。
取付けも慎重に行い「ここでしか出合えないもの」への情熱が形になりました。

続いて、2階のスペースに関しては続編でご紹介します。

画像名

JOZU+2022年9月28日グランドオープン<JOZU+>発酵をテーマにした食の複合施設

ようこそ、「JOZU+ ジョウズプラス」へ。

ここは、大阪の山あいの小さなまち
豊能町(とよのちょう)で、
上手工作所が新たに手がけた
発酵食とオリジナル家具の複合施設。
あまりにも気持ちのいい場所なので、
大人がゆっくりと、つい半日くらい過ごしたくなるような
くつろぎの時間をプラスしてみることにしました。
https://jozu-plus.com