オリジナル家具・金物の上手工作所

樹種名 : 楢(ナラ)-ミズナラ-

科名:ブナ科
分類:落葉紅葉樹
分布:北海道から本州中部以北・ロシア・中国
堅さ:★★★☆☆
気乾比重:約 0.60 ~ 0.70 >気乾比重ってなに?

この木の紹介

ナラ・クヌギ・ブナなどと共に「どんぐりのなる木」
ヨーロッパなどではナラのことをオークと呼び同じ種類の木として認識されています。


ナラのダイニングテーブル


虎斑(とらふ)模様

日本のナラ(特に北海道産のナラ)は最高級材として珍重され、
明治時代から小樽港よりヨーロッパなどに輸出され「小樽オーク」「ジャパニーズオーク」として一目置かれる存在となっていました。
寒冷地で育つナラは年輪が細く板目が多いのが特徴。杢目には「ナラ斑(ナラ杢)」という斑点や縞模様の模様が現れることがあります。
光の反射によって銀色に輝いて見えることがあり、美しい光沢を持ちます。
虎の毛皮のような模様に似ていることから「虎斑(とらふ)模様」と呼ばれます。

近年、ナラ・ブナ等の木が枯れる「ナラ枯れ」が発生し問題になっています。
ナラは稀少材になり、特に道産のナラは超稀少材です。

この木のこぼればなし

ナラの別名 ミズナラ。伐採すると大量に水を噴出するのでそう呼ばれているのだそうです。
木材として取引される時には「ナラ」と呼びます。
人工乾燥の技術が導入される明治以前には、取扱いが面倒なことから厄介者扱いに。
薪炭にする程度で、今の様に家具加工には使われていなかったのだとか。

ちなみに昨今のハイボールブームでウイスキーが注目を集めていますが、
熟成工程に欠かせない「木樽」はミズナラからできているものがあります。
ミズナラの木の香りや木の成分がウイスキーに変化をもたらし、
特徴的な香りの源として「ジャパニーズウイスキー」として世界からも評価されているそうです。


ナラの木


ウィスキーの樽

木にも“旬”がある

家具の材料となる木材も、魚や野菜の様に「競り」が行われます。
上手工作所では市場に出ているものの中で、良質なもの、木目や色味などが美しいもの、用途に適したもの等、木の“旬”を見極め仕入れています。
良い材料に出会えた時は、樹種を追加して製作したり、出会えなかった時は製作を断念する商品も出てきます。
下記リンク先のラインナップも時期により異なりますが、木との「一期一会」をお楽しみください。

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