チーク【上手工作所の木カタログ】

樹種名:チーク
科名:クマツヅラ科
分類:落葉紅葉樹
分布:東南アジアの熱帯地域・インド
堅さ:★★★☆☆
気乾比重:約 0.63 >気乾比重ってなに?
この木の紹介
マホガニー・ウォールナットと並び、世界三大銘木の一つと言われているチーク。
ミャンマーやインドネシアが主な産地です。

チークのダイニングテーブル

緻密な木目と縞模様が良質なチークの特徴
東南アジアやインドでは国々の宮殿や寺院などを建てるのに古くからチーク材が使われてきました。
日本では宇治の萬福寺の建物 (本殿・仏殿)にチーク材が多く使われています。
材質は硬く伸縮率が小さく、良質な油分である木製タールを含んでおり、耐水性に優れ、鉄の腐食も防ぎます。
そのため、船の甲板や家具などの用材や建築材として広く使用されきました。
ミャンマーのチークはビルマチークといい、 大変貴重な価値のある材です。
ミャンマーチークは「本チーク」と称せられ、インドネシア・マレーシアの植林チーク(グリーンチーク)と区別される銘木です。
上手工作所では 主にミャンマーチークを天板やドアハンドルの材料として使用しています。
この木のこぼればなし
貴重なミャンマーチークは、ミャンマー政府の統制材として、年間計画のもとに伐採されます。
2014年以降、それまで年間20万トンあった伐採量を徐々に減らし、現在では6万トンになりました。
流通量がコントロールされているため、良質なチーク材の希少価値が高まっています。
原生林が主な生育地であり、樹齢100年越えのものも少なくありません。
原生林から切り出した後、丸太の運搬には今もゾウが活躍しています。
木を運ぶ時に土がえぐられる『土壌撹乱』が、ブルドーザーなど重機に比べるとゾウのほうが少なく、結果、環境保全にもつながっているそうです。
上手工作所では水に強いという特性を生かし屋外でも使えるドアハンドルなどに加工。
木製タールという天然の油分み、この天然のオイルが水を弾きます。
チーク本来の特性を活かし、過度な塗装はせずオイルで仕上げています。
時とともにオールドチークへとなっていく素材の変化をお楽しみください。

製材時にゾウが引いて運んだ凹みキズ

上手工作所のチークのドアハンドル
木にも“旬”がある
家具の材料となる木材も、魚や野菜の様に「競り」が行われます。
上手工作所では市場に出ているものの中で、良質なもの、木目や色味などが美しいもの、用途に適したもの等、木の“旬”を見極め仕入れています。
良い材料に出会えた時は、樹種を追加して製作したり、出会えなかった時は製作を断念する商品も出てきます。
下記リンク先のラインナップも時期により異なりますが、木との「一期一会」をお楽しみください。