オリジナル家具・金物の上手工作所

みたらし団子が大好きなYです。
青春時代は大阪なんばの「甘党 まえだ」で過ごしました。

そして6月14日(金)、新しいドアハンドルがいろいろ登場します。

今回のおまけのおはなしは、木製ドアハンドルのリニューアルについてです。

それは上手工作所の代表・徳田から言われた
「うちのドアハンドルはお寿司やねん。わかる?お寿司なんよ。」
の言葉から始まりました。

あれから1ヶ月。ひたすらドアハンドルについて考える毎日。
こんなにもドアハンドルの事を考えた時間は、後にも先にもないような気がします。

さて、お寿司屋さんで食べる新鮮な「お寿司」と、
上手工作所がつくる「木製ドアハンドル」の共通点はなんでしょう?

それは材料を市場で仕入れていることです。

木製ドアハンドルの材料となる木材は、上手工作所スタッフで目利き歴50年の西岡氏が銘木団地で仕入れています。
▶第1回 銘木の世界「目利き歴50年の西岡氏について」

仕入れとは、まさに材料との出会い。
求めている樹種がいつも手に入るとは限りません。
また同じ樹種でも木目や色味が一つとして同じものはなく、木材との出会いは一期一会なのです。

リニューアルする木製ドアハンドル。
私の中ではテーマを「出会い」としました。(非公式)

これまでのナラ・チークの他に、モンキーポッド・樺(カバ)・櫟(クヌギ)・欅(ケヤキ)の4樹種を追加。
全6種類の販売になります。
(ナラは在庫限りで販売休止・チークは在庫限りで販売終了予定です)

常に手に入る材料を規格品として販売するのは、製作・販売・管理のどの部分をとってもスムーズで効率的です。
反対に、現品限り・出たとこ勝負の商品は、正直、販売担当者泣かせではあります。
ですが、そこを敢えて非効率で手間のかかる方向へ進もうとする理由はひとつではありません。

  • いつもあるもの、いつでも手に入るものではなく、「出会い」を感じてもらいたい
  • 市場で買い物をするように、木の種類や⾧さを見て「これ、ください」と選んでほしい
  • 色や形だけで選ぶのではなく、木の特徴や価値を知ってほしい

これから登場する樹種のドアハンドルは材料がなくなり次第、販売終了となります。
また今後販売する樹種は未定です。
まさに市場に買い物に行くように、今しかないものと出会ってください。

さらにこちらの木製ドアハンドルはセミオーダーが可能です。
樹種、ブラケット、⾧さ、取り付け穴位置が自由に選べるほか、オプションでサインを入れることも。
あなただけのオリジナル木製ドアハンドルが作れるところが魅力的。
お店の名前を入れると、他にはないドアハンドルができ上がります。

例えば自宅なら「行ってきます」と「おかえり」で。
例えばお店なら「いらっしゃいませ」で、必ずドアハンドルを握ります。

大切な家族やお客様が毎日握るドアハンドルは特別なものであってほしい。
1ヶ月間、熱くドアハンドルを考え抜いてきた私の気持ちです。


【New】樹種で選ぶドアハンドル〜そのとき、市場で出会った良質の木材を使用〜 >

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