オリジナル家具・金物の上手工作所

チーム鉄工ではスタッフを募集中です。

チーム鉄工は現在、アルバイトを合わせて8名のスタッフがいます。
入社して1年の中谷さんは、異業種から転職してきました。
入社の経緯や今の仕事について聞いてみました。

Q.上手工作所に入社する前はどんな仕事をしていましたか?

アウトドアメーカーやアパレルで10年以上、販売の仕事をしてました。
楽しかったのですが段々と、販売=モノを渡すだけの行為に感じてきて、
モノを作るということに興味を持ちはじめました。

Q.上手工作所に入ったきっかけは?

もともと鉄工に興味がありました。
「木」を扱える人は周りにも何人かいたけど、「鉄」を扱える人がいなかったのでやってみたいなと。
上手工作所のインスタはフォローしていて、アパレルをやめた後、たまたま知り合いと能勢町に来た時、
「近くに面白い店あるで」と連れてこられたのが上手工作所でした。
その時に知り合いから「ここで働いたらええんちゃう?」と言われたんです。
そしたらその日の夜に鉄工の求人が出ていて…。「これは、運命かも!」と。

Q.実際に鉄工の仕事をしてみてどうですか?

入社前は鉄=無機質なものというイメージでしたが、実際触ってみると生き物みたいです。
熱を入れる電圧や時間によって伸びたり歪んだりするので、それを計算して作っていくのですが、
同じ作り方をしても同じにはできない。先輩たちが蓄積したデータにならってもやっぱりできなかったり。
じゃあどうしよう、この治具があればもっといいものができるんじゃないかとか、考えながら作るのが面白いです。

Q.どんな作業が好きですか?

作業…ではないのですが、商品では「棚受」を作るのが好きですね。簡単そうに見えて奥が深い。
穴あけ・曲げ・溶接など工程が多く、1つの要素が狂うと全部台無しになってしまいます。
100個以上の棚受を、最初から最後まで2日がかりで集中して作り上げていきます。
完成したものを自分で抱えて、隣の店舗に運ぶ時の達成感がたまりません。笑

 

Q.上手工作所は、どんな会社だと思いますか?

自由な会社だと思います。
社長が好奇心が強い方なので、新しいものを求められる感じがしますね。
新しいものを生み出す時間がもらえ、興味があるものは作らせてもらえます。
今は、アウトドアで使える鉄製品が作りたいと考えています。

Q.このページを読んでくれた方に一言!

僕自身は、上手工作所に入社してすごく良かったです。お昼ごはんもおいしいし。笑
「工場」っていうと決められた作業をこなす感じがありますが、たぶんイメージが変わると思います。
チャレンジできる会社なので、ものづくりしたい人はぜひきてください!


そしてチーム鉄工の熱きリーダー、米田さんからも一言。

「鉄工ではあえて機械化はせずに、手づくりにこだわり続けています。
わざと手間をかけて手作業することで、人間の手ならではの僅かな誤差やズレが、商品の個性や味になる。
ひとつひとつ思い入れを込めて作るので『血の通った商品』になります。ミスして廃棄するしかない時はとてもツライ。笑
ものづくりが好きならきっとハマって、やめられないと思います。
『作業』する人ではなく、やりたいことをどんどんやっていってくれる人に来てもらいたいですね。」