さりげない縁取りがアクセントのフレームミラー。
線の少ない、建築的な引き算が美しいフォルムです。
もともと、実店舗の洗面スペースに真鍮のフレームミラーを非売品として設置していたところ
ご来店されるお客様から販売してほしいという声を度々いただき、製品化に至った商品です。
一般のご家庭から、美容室のミラーとしてもご利用いただき、今では人気のアイテムとなりました。
規格サイズと、取り付けたい場所にはぴったりのサイズでオーダーできることが魅力です。
真鍮・鉄・木のラインナップ、自社工場で職人が1点1点、仕上げています。
目次
上手工作所フレームミラーのメリット
ここがおすすめ
- すっきりとしたフレーム
- 自社工場で製作、1点からでもサイズオーダー可能
- シンプル設計でお求めやすい価格
- 規格サイズなら即日配送、オーダーなら1か月以内の配送
・規格サイズは洗面スペースにほどよい2サイズ
正方形(600×600)/ 長方形(1200×600)
・サイズオーダーは
短辺200〜900、長辺200〜1800までのサイズでオーダー可能です。
素材の魅力
真鍮・鉄・木、それぞれが時とともにアンティークへと魅力を増す素材。
無垢の材料にこだわったラインナップです。
ミラーの種類は一般的なクリアミラーですが、美容室等でお使いの場合、高透過ミラーに変更可能です。価格は約1.5倍~(ご希望の方にはお見積りを致します。)
フレームミラーアイテム一覧
おすすめのコーディネート
真鍮×真鍮
ちょい置きにぴったりなフロートシェルフとの組み合わせ
真鍮×真鍮で、アンティークへと移り変わる変化を楽しめます。
洗面スペースや化粧スペースに
鉄×木
素材の違いを引き立てる、木と鉄の組み合わせ
転び止めはサイズオーダーも可能、店舗什器としてもおすすめのコーディネートです。
落下防止とデザイン性を兼ねた転び止め
職人技が光る製作風景
ここでは真鍮ミラー製作風景の一コマをご紹介します。
作り手が何より重要だというフレームのカット。
角度に気を付けてカットを行い、真鍮特有の接合方法「ロウ付け」の銀ロウが染み込むよう、接合部の角を斜めにやすりがけします。
寸法を正確に確認し設置用の穴をあけ、コーナーを固定します。
ロウが浸透するように薬品を塗ってから、高温のバーナーで銀ロウを溶かし接合します。
材料が真鍮ではなく、鉄であれば鋼材そのものを溶かす「溶接」によって接合するため、加工の時間が短くて済むのですが真鍮の加工は工程が多くなります。
銀ロウと呼ばれる材料、はんだ付けのはんだのようなもので
融解温度が大きく異なります。
コーナーを一か所ずつ、バーナーを使ってロウ付けします。
銀ロウを溶かしながら慎重に作業が進みます。
バーナーの温度は約700度~800度程。
ロウ付けされた接合部
凹凸があればやすりがけをし、接合部の薬品をきれいに取り除きます。
枠を背面から固定後、フレームの外側をサンダーで磨き上げバイブレーション仕上げに。
手垢や傷が目立ちにくくなります。
内側はミラーに映り込むため入念に、注意をしながら手作業で磨きます。
そして、危ない角がないか確認。
完成した枠にボンドを塗り
「この瞬間が一番緊張する。」というミラーをはめる作業。
ミラーを拭き上げ、表面を整えれば完成です。
製作は男性スタッフだけなく、女性スタッフも活躍。
一週間で18枚のミラーを仕上げた経験も。
ミラーは繊細な材料、裏面に傷がついても表に出てしまう。
失敗が許されないオーダーミラーは毎回緊張するとのこと。
木・鉄・真鍮と、それぞれ工程が異なり、同じ寸法で仕上がるよう各担当で微調整が行われます。
この後取付用のパーツ、お手入れのための付属品などが、梱包スタッフに引き継がれ、皆様のお手元に届きます。
表示価格は2023/5/22現在の価格となります。
価格は予告なく改定する場合があります。